【現役介護職目線】サービスや職員の質が悪い施設の特徴【利用者第一】

介護の仕事
 
こんにちは、るいぴです。
 
先日下記のツイートをしました。
 
 
介護施設が
【利用者様の為に。】を実行できるのは
【職員のために。】を実行できてからです。
大切にされてる感覚が持てないと、人は動きませんよ。
職員が、会社から守ってもらってる感覚を持って初めて、会社の理念に賛同し始める。と思ってます。
一方的に理念を話してもたぶん
ふーん。のみ
 
このツイートをすこし深掘りします。
 
 
主に、介護施設の運営にかかわる方や職員の教育に携わる方などで
 
職員やサービスの質を上げたくて、目標などを設定しているけど職員が全然ついてこない…。もっと質のいい人が集まらないかな…
どうして思うとおりに動いてくれない(育ってくれない)んだろう
 
 
とか

介護職員をしてますが、【質の高い職員】とか【質の高いサービス】とか言われてもしっくり来ません。そんな余裕ないですよ。現状で精一杯です。

 
という悩みを持つ方に向けて書いています。
 
私は現在も現役の介護職員でして、特養に勤務しており2019年現在6年目になります。
最近職場を変えた為、施設の経営理念や目標を新人研修で沢山聞かされた経験をしたのも最近です。
今まで3つの施設を経験しましたが、職員の質がいい施設もそうでない施設もありました。
今までの施設での経験で感じたことを元に、質の悪い施設の特徴を職員目線で解説します。
 
では早速本題です。
 
スポンサーリンク

施設側が一方的に理念を押し付けている事が多すぎな件

介護現場に入り、日々ケアを提供する立場として、
【利用者様の為】に生活の手助けをし、生活の中で心地のいい瞬間を実現するのが仕事であるという認識はしています。
実際、私も基本的にはこの認識はありますし、今は【どうしたら快適に毎日過ごしてもらえるか】を考えつつ仕事に従事しています。
 
しかし職員の処遇が良くない施設で、その理想を一方的に語られても、何も響きません。
 
【質の高いサービスを提供してください】と言いつつ、休みや、給与は少ない、残業代も出ない、行事の強制参加で休日出勤
 
これではどの職員にも何も響きません。大事にされてないから、理念に従っても自分にメリットがないと思っているから、動かないし動こうと思えないのです。
 
こうやって文章で書くと
「なんてひどい。そんなの当たり前じゃないか」と思うかもですが、介護業界はわりとこれをやってしまっている職場は珍しくないと感じます。
 

介護職員が職場に大事にされてないなと感じる瞬間

具体的に、職員が大事にされてないなと感じる時はどんな時だとおもいますか?私自身が経験したことや、SNSで見かけたことを元に紹介しますが全て現場職員の体験に基づくものです。
 

処遇が良くない

これはなかなか現状を変えるのには時間のかかる事なのですぐに改善は厳しいかもですが結局ここが一番です。休みが少なく、給与が少なく、有給も使えず、休日出勤の要請の電話がしょっちゅうかかり、夜勤明けで無意味な研修参加、行事参加が強制の施設の理念や方針に誰が賛同し、誰が利用者の為を思って行動できると思いますか?
この施設に居たいなと思えなければ方針に沿った行動は取りませんよ。
私も介護業界の賃金や休日の少なさはしんどいなと思いますがそれでも好きで自ら選んでこの仕事をしています。
だからこそ、より良い処遇を求めて転職を繰り返してます。
 
処遇が良くなきゃ、会社のために行動しようとは思えないのです。みんな利用者さんの為に動きますが、労働は利用者さんの為ではなく、自分の生活のためにという気持ちを持って仕事をしてる事を忘れないでほしいです。
 

急病の連絡を入れたときの対応がシフトを埋めることが最優先だなと感じる時

体調管理も仕事のうちとよく言いますが普通に生活していれば風邪を引くリスクも普通の人と同じだし、介護職のような不規則な生活ではむしろ規則的な生活ができる人よりもリスクは上がる気がします。どんなに気をつけて居ても、どうしても具合の悪い時はあります。
どうしても休めなきときは職場に連絡しますよね。その時、「なんとかしてこれない?」なんて言われたら、シフトを埋める為のコマとしか思ってないんだなぁと感じます。シフト通りに出勤できなかった事は悪いですが、職員の身体の心配よりもシフトの心配をする言葉を本人に先にかけるのは人として酷いなぁという印象を受けます。
 

利用者さんに暴力を受けたとき、上司に相談したら【そんなのプロなら耐えて当たり前】と言われたとき

介護現場で利用者さんから暴力を受けることは日常茶飯事です。暴力も認知症のBPSDの一種であることも介護士ならわかります。
しかし、職員から相談を受ける立場の人が、介護士だから暴力を受けても仕方ないとか、暴力を受けても平然と対応するのも仕事だろうとか、そういう姿勢で居てはいけないと思いますし、もし上司や会社にそう言われたら
あぁ、守ってくれないのね。とわりと絶望感が生まれます。
介護士である前に一人の人間ですから、暴力を受ければ普通に痛いし、しんどいですよ。
 
h3介護職以外の介護職に対する態度【介護士を見下す、そして事故は全部介護士のせい】
介護施設には介護職以外の職種の方もたくさんいますよね。看護職、事務職などなど。これはあくまで私の体感ですが、カンファレンスなどで同じ空間にいる時など何故か介護職を見下した態度を取ってくる人がいる施設が多いんですよね。
介護職からすれば別に気にしなきゃいいって話なんですが、それを知っていて放置する施設はどうかな、と。極論、業務に支障が出なければ別にいいですがそういう人と密なコミュニケーションを取っていいケアに繋げたい。とは思いません。
極力避けたいですよ、そんな人。
介護施設の提供するケアは密なコミュニケーションが取れない人同士で行って質が上がるものとは思えません。
 

介護職員自身も余裕をつくる工夫が大切

施設側の態度に原因がある前提で話してきましたが、介護職員自身も働き方の工夫は必要かなと思います。
例え、処遇面や人間関係など、上記の問題が解決していても、介護職員自身が施設に問題がある、と決めつけ原因が全て外にあると考えていては何も解決しません。
施設の理念や方針、利用者の気持ちに目を向ける余裕をつくる工夫ができているか?しっかりと自分に確認すべきです。

余裕をつくる工夫とは?

業務に追われる施設に居るとどうしても介護業務は、時間との戦いになりがちです。
業務優先で利用者目線になれてない。なんてよく言われますよね。
でも、介護士ひとり一人の負担が大きく、忙しい施設で働いていればそれは当たり前の流れというか、仕方のない話です。
業務に余裕をつくるには、慣れやスピードも必要ですが、余裕のある流れで仕事ができる施設にいる必要があると思います。
介護施設も色々あるので、忙しくてとても余裕を持てないような業務の施設も、ちょこちょこ暇ができるのである程度余裕ができる施設も存在します。
とてもじゃないけど今の施設では余裕は持てない…という方は思い切って施設を変えるのもアリかと思いますよ。
転職は動き出すまで面倒ですが、やってしまえばわりと簡単だし余裕のつくれる施設で働いたほうが絶対にラクですよ。身体的にも精神的にも。
 
月30万以上稼げて、残業代もちゃんと出て、日勤帯も、夜勤帯も座っていられるほど時間に余裕のある施設を見つけた方法を紹介してます。
 
 
 

まとめ

 
質のいい職員がいない施設=職員を大事にできていない施設です。
今回は介護職員目線で【職場に大事にされていないな】と感じる瞬間を紹介しましたが
これにあてはまる施設は職員を大事にしているつもり、で実は職員目線だと全然大事にされている実感が持てず、職員は理念や目標を言われても賛同してくれない、という悪循環に陥っている可能性が高いです。
 
理念や目標を伝える側の立場なら、この逆をすれば少しずつ職員の質は変わっていくはずです。
しかし職員目線から見ると、職場が変わるのは時間がかかるので現時点で職員を大切にしている、ここなら利用者さんに優しくできるという施設を新たに探したほうが圧倒的にはやいな、と思います。
 
 
というわけで今回は以上です。
 
人は立場が変われば視点も変わります。
しかし、人が相手のために、という気持ちを持てるのは、自分が守られ、大切にされているという欲求を満たされた後、ですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました