【施設介護士が解説】認知症の対応でストレスを抱えない2つのコツ

介護の仕事

介護職として認知症の正しい対応が分りません…不穏にさせてしまうこともあるし、介護は嫌いじゃないけど認知症の対応がマジでストレスです。

という悩みに応えます。
 
 
こんにちは、るいぴです。
私は現在も現役の介護士でして、認知症介護に関わって6年目になります。私も上記のような悩みを抱えていたこともあり、そのストレスが蓄積されてあ、虐待しちゃうかもと思ったこともあります。
 
そのときの話はコチラ
 
 
今でも認知症の対応は上手くいかない事もありますが、昔ほどストレスを抱えてはいません。私自身の過去の体験も踏まえつつ認知症の対応をする職員のストレス軽減方法を解説します。
 
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認知症対応に正解はないという話

先日下記のツイートをしました。
 
認知症の対応ってマジで十人十色なので正解も不正解もない。
ただ、大事なのは
この対応でいけたよ!この時間は駄目みたい。などトライした事と結果の共有をすること。それができる雰囲気にしとくこと。
あとは
自分のメンタルケアなど。
十人十色だからこその大事な点がいくつかある。と考えてます
 
このツイートを少し深掘りします。
 
まず認知症は症状もその程度も様々すぎるので、この時はこの対応が正解みたいな明確な正解不正解は存在しません。認知症は否定しないことが大事とかその人の世界観が大切とか一般的に言われている前提みたいなものはありますが、この人はあの対応でいけたけどこの人はダメだったとか、昨日はいけたのに今日はダメそうとかそんなの日常茶飯事です。
永遠に正解がわからない状態になるので正解を求めるという姿勢だときついです。すんなりいける時もあるし、何しても不穏になる日もあります。仕方ないですよ。そういう病気ですから。
対応がうまくいかないのは介護士の力量だけの問題じゃないので、あまり落ち込んだりそこでいらいらしても仕方ないです。何しても無理な時は少しほっといて様子を見たり、ほかの職員に対応を変わってもらいましょう。
 
とはいえ
いつもうまくいく職員もいるのになぜ自分にはできないんだろうとか思う事もあるかもですが、それは声掛けのタイミングが本人の気分と絶妙にあっていたとか、その職員のどこかを利用者本人が信頼している、とかです。
信頼してもらえるタイミングとかどこを信頼されてるかとかは正直利用者さん次第なのでこちらでコントロールできることではないですし、利用者さん本人も自覚できていない事なので本人に確かめてもわかりません。
他の職員のうまくいった場面と自分のうまくいかなかった時を比較して落ち込むと自分で自分を追い詰めてしまうので【まぁ病気だし気まぐれだししゃーない】くらいに思っていたほうがラクですよ。
気分や感情のムラを自分でコントロールできない病気ってことを忘れちゃダメです。なかなか難しいですけどね。私も無理な時もあります。
そんな時、どうしたらいいのかってのが下記です。
 

認知症対応のストレス軽減には労働環境を整えるのが効果的

繰り返しですが、利用者さんの気分や受け取り方はコントロールできません。
利用者さんがどう受け取るかを頑張って変えようとするよりも自分がしんどくならない為の環境を整えたほうが早いしラクだし効果的ですよ。
ツイートにもありますが、労働環境を整えるとは
  • この対応でいけたよ!この時間は駄目みたい。などトライした事と結果の共有をすること。
  • イライラしてしんどいときはちょっと対応変わってくださいって言える雰囲気を作ったり、職員同士で声を掛け合って一人で頑張らなくてもいい体制や雰囲気にしておく事
などです。
 
私も【なんでうまくいかないのー!マジ無理】ってよく思ってましたがそれを思うときはだいたい、一人で頑張ろうとしているときでした。
 
 

無理なら職場を変えるのが手っ取り早い

私は上記のような雰囲気を作れる職場にたまたま巡り会えたのでそれが実践できてるし、かなりストレスを軽減しながら日々認知症に向き合うことができていますが、労働環境でストレスを減らすというのは効果的ではあるものの、残念ながらどこの職場でもできることではないと思っています。
もちろん、他の職員や自分自身のコミュニケーション能力の差もあるんでしょうけど
例えば認知症の対応がうまくいかなくて何度か試したけどイライラしてしんどいからちょっと対応変わってくださいっていうのを【え?なんで?そんなことも一人で対応できないの?】って返されるような人間関係の職場だとイライラを溜め込まないような環境づくりやその努力なんてできないですよね。
あと、BPSDがあまりにも激しい人が多い職場だと職員もなかなか精神的な安定を保つのが難しい事もあります。
いくら病気と分かっていても、その病気と向き合う職員は病気じゃないのでね。なかなか辛いですよ。
 
そういう場合は思い切って職場を変えるのもありです。
給料や家からの近さなど人によって重視している点が違うと思うので、絶対職場を変えるべき!とはいわないですがそこで頑張ってしんどい思いするくらいならささっと職場変えるのも大いにアリかなと。
私はBPSDが激しい人たちが入院する精神科に居ましたがとてもしんどかったです。いい経験にはなりますが、長く頑張れるところじゃなかったですね。
今はユニット型特養で派遣社員を経て正社員をしていますが、派遣→正社員という過程を踏んだことで人間関係の悩みもなく、大変すぎる利用者さんもいないところで正社員として働くことができているので現在疲弊している人には非常におすすめです。
 

まとめ

 
というわけで今回は
認知症の対応でストレスを溜めないコツとしていくつかのポイントを解説しました。
  • 認知症は気分による差が激しいのも1つの特徴なので、【そういう病気だから】とわりきってうまくいかなくてもあまり落ち込まないこと
  • 利用者さんの気持ちはコントロールできないので、自分の気持ちをラクにする方法をみつけること
ストレスを溜めずに認知症の対応をするにはこの2点が大事かなと思います。
 
気持ちをラクにする方法とは
【人に焦点を当てるのではなく環境に着目】
  • この対応でいけたよ!この時間は駄目みたい。などトライした事と結果の共有をすること。
  • イライラしてしんどいときはちょっと対応変わってくださいって言える雰囲気を作ったり、職員同士で声を掛け合って一人で頑張らなくてもいい体制や雰囲気にしておく事などです。
 
 

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