介護職がうつになりやすい理由とその対策【私は鬱から復活しました】

介護の仕事
 
 
 
介護職ですが、仕事が辛すぎです。しんどくてうつ気味だと思うのですが、仕事を辞めようか悩んでます。
介護職の皆さん、仕事で鬱っぽくなることありますか?
 
 
 
上記の疑問に応えます。
 
この記事を読むことで
 
・介護職が鬱になりやすい5つの原因
・うつにならない為の対策
・鬱傾向からの復活の過程
 
がわかります。
 
 
私は現在介護職5年目で現役で現場に出てますが、3年目の半ばで一回うつ気味で死にたくなった過去があります。
そこから周りに支えられて見事に復活したので、この経験を踏まえて解説します。記事の後半でその時の経験談も書いてるので興味あったら見てみてください。
 
 
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辞めたいなと思うならさっさと辞めてみ。

まず、大前提として【辞めたいな】という気持ちがずっと続くなら早く辞めればいい、と個人的には、思っています。
私も過去に辞めたいな辞めたいなと思いながら結局ずっと続けてた、という経験をしました。
正直、後悔はしてないし後になってその時の経験が活きていると思うこともありますが、完璧なうつ状態までいくと、這い上がるのも容易ではないですし、頑張った恩恵よりも代償のほうがデカイと思います。
 
それに、
介護職は求人が有り余ってるので
嫌だなと思うならいくらでも職場を変えても大丈夫ですし、正社員以外の働き方もできます。なんなら、世の中には介護職以外の働き方なんて無数にあります。頑張る価値がないとは全く思いませんが、そこまで思い詰めながら頑張る必要もないと思います。
 

介護職が鬱になりやすい原因

先日こういったツイートをしました。
 

 
介護士はうつ病持ちとかパニック障害の薬飲んでるとかってひとがクソ多いな。
 
介護士やる前からそうだった人の理由は知らんけど
介護やり始めてからなる理由なんて
 
・人間関係が重すぎ
・認知症の対応など特殊な環境下
・職員一人の労働量が多すぎ
・給与低すぎ
 
とかでしょ。
そりゃ鬱にもなるわ。
 
 
ちょっとこれを深堀りします。
 
 
個人的に、介護職にうつになるひとが多い原因は大きく分けて上記の4つだと考えており、その理由は以下の通りです。
 
・人間関係が重すぎ
介護職は割合的には女性が多く、平均年齢も高めです。
全員がそうとは言いませんが、噂は万挺しやすいですし、この人に嫌われたら確実に仕事がしづらいな…という人が存在します。
それに加えて、介護はチームで動く職種です。一人の利用者をケアするにしても自分一人ではできません。24時間、様々な人が関わり、ケアに当たりますよね。
つまり、人間関係の重要度が高い職種です。
その為、人間関係の悩みの比重が多くなりがちで、人間関係の悩みが原因で退職するというケースも少なくありません。
 
・認知症の対応など特殊な環境下
認知症専門の精神科で勤めていた時に思いましたが、認知症のBPSDの対応はマジきついし特殊な環境です。
殴る蹴る、唾吐き噛みつき、奇声これらが予測不能なところから飛んでくるんですよ。それに加えて、認知症特有の記憶の持たなさ。1分しないで同じことを繰り返し聞かれ、帰宅願望が強すぎてドアや窓を割って外に出ようとしたりということもあります。
お年寄りだから力も強くないし背も小さいでしょ?じゃないんですよ。そういう症状が出てるときは、いわゆるリミッターが外れた状態、といいますか、ホントに年寄り?と感じるほどの力で向かってきます。そりゃ、自分も精神的にひっぱられても不思議じゃないです。
介護施設ではここまで激しい方は居ないかもですがそれでも、寂しい、何でもない、ちょっときてなどの理由でナースコールを頻回に押されたりするなどで、イライラとは割と隣り合わせの日常です。
ぶっちゃけ、職場の環境によってはおかしくなって当然といえば当然です。
 
・職員一人の労働量が多すぎ
介護業界は、基本時に人手不足かつ、最低限の人員配置しかしないのでひとりひとりに任される労働量が非常に多くなりがちです。
それに加えてシフト勤務という特性上、何かあっても休みづらい、休めないという現状がある為、多少しんどいなと思っても頑張って出勤せざるを得ないという状況になりやすいです。
 
・給与低すぎ
世の中には様々な職種がありますが介護の平均年収は低い方です。確か、厚生労働省発表の平均年収が310万程。平均でこれなら地方は300万行かないでしょう。お金がすべてとは言いませんが、お金が精神の安定に繋がる可能性は大いにありますし、労働量の大きさと給与があまりにも釣り合わないです。
ここは主観なのでそう感じない人もいると思いますが、この釣り合わなさの中で働くから業務で傷ついた気持ちが回復しないのでは?と個人的には、感じます。
だって仮に、今の労働量のまま、年収が700万になったら休みの日にちょっとご褒美の買い物、美味しいご飯とかできますし、デートでいいホテルに泊まってリフレッシュ、そして恋人や家族との関係も良好、というプライベートが実現できると思うんですよ。
 
あとひとつ、
ツイートには書かなかったのですが
 
・休みが少なすぎ
 
という点も挙げられます。
休日日数は職場によって大きく変わりますし、当てはまらない人も居ますが、一般的には休みが少なめの業界と言えるでしょう。私の体感的には120日以上取れる介護施設は稀ですし、だいたい108〜112日前後のところが多いのではないでしょうか。休みの数も給与同様、精神が回復するために必要なものです。ゆっくり休む時間もなく独特な人間関係の中、独特な環境で激務を任される。
これで鬱になりにくいか、なりやすいかと言われたら、そりゃもう圧倒的になりやすいはずです。
 
これらの理由が重なり、鬱になりやすい状況を作ってしまうと思っています。
 

うつにならないための対策とは

鬱にならない為の対策ですが、
 
 
・人間関係が重すぎ
・認知症の対応など特殊な環境下
・職員一人の労働量が多すぎ
・給与低すぎ
・休みが少なすぎ
 
これらの原因から逃げることです。
 
人間関係の悩みが軽くなる職場も、労働量を調整しやすい働き方も、利用者さんの症状が軽いフロアも、給与が高めの職場も、休みが多い職場も働き方もあります。
 
転職してもまた同じような人間関係の場所だったら嫌だな…とか
転職面倒だな…とか
不安や面倒くささから、結局その職場に居続けてもいいですが、多分そのままだとうつ傾向は変わらないし、変えられないです。
精神論かよと思うかもですが、
色んな理由をつけて結局今の職場でしんどいなと思いながらも居続けるという選択をしてるのは自分自身です。
その事に早く気づいて、職場や働き方を変えてください。
 
とはいえ
鬱になりかけると、行動ができなくなるし、できなくなってることにも気づかないことも多いです。だから、今までその職場で無意識的に頑張ってしまったのかもしれない、という思いもあります。
だからこそ、
この記事をきっかけにして、しんどいなと思うなら思い切って逃げてほしいなと思います。
 
 

しんどい職場から逃げる手順

逃げるって言ったってどうやって?と思うかもですが簡単です。
 
次の職場を探す+人によっては働き方も変えてみる
これだけです。
 
とはいえ不安もあると思います。
例えば
正社員として働き続けたい。でも
次の職場でも同じような環境に置かれたら嫌だな…という不安のある人は介護職の正社員専門の転職エージェントを使って転職前に施設の内情を聞いてみるといいですよ。
 
転職エージェントを使うことで、施設の内情もわかりますし、見学もいけるし、希望の年間休日日数や給与も事前に聞いてくれるので上記で示した鬱の原因の殆どを解消しつつ転職可能です。私も使ったことのある転職エージェントはきらケア 正社員紹介 です。
気になる方はぜひ一度登録してみるのもいいと思います。無料ですので。
 

 
でもぶっちゃけ言うと
・人間関係が重すぎ
・認知症の対応など特殊な環境下
・職員一人の労働量が多すぎ
・給与低すぎ
・休みが少なすぎ
この5つをすべてまるっと解決する働き方は派遣になる事かなと思ってます。
私も精神科でうつ気味→とりあえず辞めて2ヶ月ニート状態→派遣で介護に復活→正社員という流れを踏んでいるのですが、
派遣介護職として求人を探せば
 
・人間関係が重すぎ
会社の人間ではないので人間関係に深入りする必要もないし、イジメなどにあったらすぐ派遣会社にいえば間に入って施設側に即連絡してくれる。働きづらくて嫌ならすぐに別に施設に移ることも可能。
 
・認知症の対応など特殊な環境下
認知症の症状が軽い利用者さんの多い施設がいいとか、自立度高めの施設がいいですなど事前に希望を伝えればそれをもとに求人を提示してくれるかつ、派遣社員として施設に入れば頻繁なフロア異動もない。
 
・職員一人の労働量が多すぎ
派遣は労働量がコントロールできます。週3、週4、曜日限定、夜勤なし、夜勤専従、色々働き方をカスタムできるので、しんどいなと思いながら頑張る必要がありません。
 
・給与低すぎ
地域にもよるかもですが介護の派遣は時給1500円〜などの高時給案件が多いです。
ぶっちゃけ正社員よりも派遣のほうが月々の手取りは多くなることもめずらしくないですし、労働量と給与を比較すると確実に正社員より派遣のほうが得ですよ。
ただ、ボーナスがない派遣会社が多いので年収ベースで考えると正社員のほうが上のことのが多いです。
とはいえ、派遣から正社員を目指すことも充分可能ですし、とりあえず派遣でやってみて施設の内情や、体感がわかってからそこで正社員になる、という方法が、自分にあった職場で正社員として働く為の1番低リスクで合理的な方法だと思います。
実際、私もそうました。
 
・休みが少なすぎ
これも労働量と同様にコントロール可能です。
月10日は休みたい、とか年間休日120日取れる施設がいいです。とか希望をいえばその通りに探してくれますし、その通りにシフトが組まれてないなどの場合も派遣会社にいえばすぐに施設と調整してくれます。
 
といった具合に全て解決です。
派遣はマジで融通きく働き方なのでホントにおすすめですよ。
私もそのうち派遣に戻るつもりです。
ちなみにおすすめの派遣会社は
の2社です。
2社とも私が実際に利用した派遣会社で、入会も退会も利用料も無料ですしコンサルタントの質もいいです。
使用感は以下の記事にまとめてるので気になる方はご覧ください。
 

次を決めずにとりあえず辞めるのはNG

そんなに嫌なら頑張らなくていいとか、逃げればいいとか書きましたが、一点だけ注意してほしいのが、次の方向性を決めずに辞めるのはNGって事です。
普通の精神状態ならとりあえずやーめたってのもアリだと思いますが、鬱になりかけてると、もう頑張らなくていいんだ、となった瞬間にプツンと糸が切れたみたいに無気力になってしまう事があるからです。
その状態で次が決まってないと貯金が目減りしてるにも関わらず、次に向けて動かなきゃと思っているにも関わらず動けない、そして減っていく預金残高をみてさらに病むみたいな悪循環になるので派遣でも正社員でもいいので、せめて、ここにしようかなという施設の目星がついてから辞めるほうが安全ですよ。気持ち的に。
過去の私は、とりあえずやめたすぎる、という気持ちに任せて辞め、無気力で行動できず、さらに病むという経験をしましたがあのときの気持ちは二度と味わいたくないです。
なので、
次を決めずにとりあえず辞めるのはおすすめしません。
 

ここまでのまとめ

介護職が鬱になりやすい原因は大きく分けて5つ
 
・人間関係が重すぎ
・認知症の対応など特殊な環境下
・職員一人の労働量が多すぎ
・給与低すぎ
・休みが少なすぎ
 
 
5つの原因を解決しつつ次の施設を探すなら転職エージェントに登録して探してもらうのがオススメです。
オススメの転職エージェントはきらケア 正社員紹介 です。
 
とはいえ確実に全て解決したいなら
働き方を派遣に変えるべきでして、その理由は時間も給与も融通が効くし、人間関係などのトラブルが起きたときは派遣会社が間に入ってくれるので面倒くさいことは全て派遣会社に任せられる。その上合わなかったらすぐに職場を変えられるからです。
派遣会社を使用してみた感想を含めた派遣会社ランキングはこちら
 
ということで今回は以上となります。
 
以下はオマケとして鬱になりかけた経験談を語ります。
興味ない人はここで閉じてもらって大丈夫です。
 

鬱に片足突っ込んだ話

私は新卒〜3年半ほど新設の認知症専門精神科に勤めていました。
オープニングで入り、介護の基礎、考え方、など全て丁寧に教わりました。私の介護観や技術は全てこのときの経験からできています。
 
精神科の様子は上にも書いたので割愛しますが、結構激しい格闘の毎日でした。
辞めたくて辞めたくて仕方のない毎日で、いろんな人と話して、じゃあ○月○日に退職ね
と決まったのが入職から約3年半たった頃でした。
本当に辞めたくて辞めたくて仕方なかったので やめたその日はやっとこの日が来たか、と天にも登るような嬉しさと、気持ちが開放された清々しさを感じた気がします。
当時、副業として物販を少しやっていたので本業にして、今まで以上に時間を投下できれば二度と介護職に復帰しなくても生きていけんじゃね、と思ってました。
ところが、仕事を辞めた途端今までピーンと張っていた糸がプツンと切れたみたいに日に日に無気力になっていきました。
 
もしかしたら、やる気の維持ができてちゃんと作業量をこなせていたらギリギリ生活できるくらいにはなったのかもしれないですが、とてもそんな作業量をこなす気力なんて微塵も湧きませんでした。
それに加えて、貯金が減っていくストレスもかなりありました。
動かなきゃ、就活しなきゃ、でもまたあんな現場行きたくない、でも他にやりたい事もできることも無い、お金なくなる前に動かなきゃ今のままじゃ作業量を確保できる状態じゃない、今は稼いでいけない。
毎日起きた瞬間から寝落ちするまでずっと同じことを考えていました。
考えてるだけで、行動に移す気力もなく
日に日に滅入っていきました。
そのうち、外にでたく無い、ご飯もいらない風呂も面倒、歯磨きもいいやと1日布団にいる事が多くなりました。
 
そんな日が何日続いていたか分かりませんが、パートナーに【笑って】と言われ笑えない事に気が付き、【よく頑張ったね】と背中を叩かれ涙が止まらなくなりました。自分でもびっくりしました。
 
しんどいと思いつつ、もう就職したくないと言い張って辞めた手前、誰にも気持ちを言えずどうしたらいいのかわからなかった、一人で抱えなきゃいけないと思ってた気持ちは、多分実は全てパートナーにはバレていたんだと思います。
 
でもこの日があったから
外に出て働かないと、と色々と求人を見漁り、とりあえずできることがないなら介護に戻るしかないと腹をくくって就職先を決めました。
無資格だったので、資格が取りやすいところを重点的に探していたときにかいご畑を偶然みつけ、問い合わせたところ、入職日も選べるし面接や履歴書も特にないと言われ、手っ取り早く働けるなら一石二鳥だなと派遣という選択肢を選びました。
 
就職先の目処が立つ頃にはパートナーが積極的に外に連れ出してくれ、最初は無理矢理でしたが就業開始までには外に出れるようになりました。
就業開始してからもしばらくは外に出るのがしんどかったですが、仕事があったから無理矢理頑張らないとと奮い立たせて出勤したりしてました。
 
と、言う感じでだんだん復活し、現在まで介護職を続けられています。
 
 

この経験から学んだこと

下記の経験から学んだ点は2つです。

辞めていいけど、次の行動を無理矢理にでも決めてからやめるべき

病まないで次を探せるならいいんですが、病んでるか病んでないかってあんまり自分じゃわからないと思うので、やんなきゃいけないのはわかってるけど気力が湧かない…みたいなことを避けるために方向性だけでも次を決めてからやめるべきだなと思いました。
 
 

介護を辞めたいのかその職場を辞めたいのかを明確にすべき

私の場合は介護を続けられているのでどうやら職場を辞めたかっただけみたいです。
自分と向き合ってここを明確にしておかないと迷走するので注意がひつようです。
 
 
 
というわけで、これで本当に以上になります。
 
私の場合は支えてくれるパートナーがいて、無理矢理にでも外に出れるくらいの状態のところで、留まったのがまだ救いでした。
自分では鬱になったとは思ってなかったですが、後から聞くとあれは鬱に片足突っ込んでたよ。病院連れてかなくて逆に良かったわ。と言われるので多分軽く鬱だったんだなと思いますが、あのときの気持ちはマジでもう味わいたくないので、
【辞めたいな】という気持ちをうやむやにせず、ちゃんと向き合ってほしいと思います。

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